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傲轩中文网>みちのくひとり旅 > 第2章 二人組み2(第1页)

第2章 二人組み2(第1页)

すると、クランの持った大剣が炎に包まれ、ルックの短剣は風をまとっていた。

「よし!」

「いくぜ!」

ルックはラルクの力で、さっきよりもはるかに速いスピードで、敵を攻めた。体が軽くなったのか、ジャンプ力もすばらしかった。

「でぃやぁぁぁーーー!!」

と敵の居る10メートル上空にまでジャンプして切りつけた。しかし、腕をかすっただけで敵は今度はクランの待ちかまかえる地上1メートルの所まで降りてきた。

「来た来た♪」

とクランは行き場をなくして戸惑っている魔物に大剣を振り上げ、少しジャンプして勢いをつけ振り下ろした。魔物は間一髪のところで横に避けたが、クランの大剣に片腕を持っていかれた。大剣は魔物の腕をきれいにさばいた後も勢いは止まらず、砂漠の砂を真っ二つにし、大きな切れ目を残した。

「あ~もう!どうすんだよ!あいつちょこまかとよけるぜ!」

ルックがしびれを切らしてきた。

「とは言っても・・・。」

クランも慣れていないラルクの力のせいで疲れてきていた。ルックはまたジャンプで魔物の所へ飛んだが、やっぱり無意味だった。最初のころより魔物は慣れてきたのか、かすりもさせなかった。今度はクランのところに急降下してもて遊ぶようにぶんぶん飛び回った。

「この!」

クランは大剣を振りました。しかし魔物には当たらない。

「ハァハァ・・・くっ・・。」

クランの体力が限界にきて、大剣を支えられなくなり大剣を砂に倒してしまった。魔物はその隙にクランの太ももを深々とつめで切り裂いた。

「ぐあ”-----!!」

クランは砂の上に倒れた。

「クラン!!こんの野郎!!」

ルックの短剣は当たらず逆に相手に隙を与えてしまう。クランの太ももからは血がドクドク流れて、砂の上に染みを作った。何とか立ち上がろうとしても足に力が入らない。

ルックは敵からの攻撃を避けるので精一杯で、魔物に攻撃が出来ない。

その時、魔物のつめを避けた拍子に砂に足を取られてグラッとよろめいてしまった。その隙を魔物は見逃さなかった。クランの血が付いた、つめでルックを捕らえようとした時、

『バン!!!』

と銃声がしたとたんに魔物がドサリと砂の上に落ちた、動かなくなった。

「あ・・何が起こったんだ・・・?」

ルックが唖然と、死んだ魔物を見つめていると、

「ん~いい感じ♪」

とルックの後ろから女の声がして、ルックの横をさっきしゃべった人とは違う女が通ってクランの所へ急ぎ足で歩いていった。クランの横に来るとしゃがみこみ、太ももを押さえて血まみれになっている手をどかして、自分の手で押さえた。そして、

「動かないで下さい・・・。」

突然その女が押さえたところが暖かくなって痛みが引いていくのが分かった。ぼんやりとした頭では何も考えられずただ、その女の顔を呆然と見ているだけだった、数分もしないうちに痛みは完全になくなり女は立ち上がりもう一人の女のところへ歩いて行った。

「アウラ~大丈夫そう?」

もう一人の女がルックの横を通り、アウラと呼んだ女のところへ歩いて行った。

「はい、もう心配ありません。」

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